瑞雲茶会

2007年12月25日 (火)

「和の心にて候in熱海」ライブ

「和の心にて候in熱海」の3日間の催しの最終日は午前午後の2ステージのライブでした。

開演してからの映像はありませんが、開演前の写真を載せることができました。

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出演者全員で最終的な打合せ

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橋がかりの奥では出番を待つ芸者さんたちが控えている

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楽屋では鼓を打つ望月太喜之丞さんが・・ 奥の人はリラックス

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照明担当者と綿密な打ち合せ

「和の心にて候in熱海」の3日間の催しをブログに載せてきましたが、明日からは年末の日常生活を書いていきます。 よろしくお願いします。

2007年12月24日 (月)

瑞雲茶会(受付を済ませ菓子席から濃茶席へ)

あとから映像が届いたので各席の様子を載せることができました。 以前ご紹介したものと重なっているものもあります。

先ず、受付から

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広い会場なのでゆったりと受付をしていただきました。

実行委員はトランシーバーを持ち、各場所との連絡を。

受付を済ませ、エレベーターで一階へ下りていただき

花の茶屋の菓子席へ。

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真塗りの縁高には練りきりのお菓子、銘は瑞雲椿

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お菓子をいただき、濃茶席に入る時間まで床の間の軸や道具を拝見していただく。

そして、濃茶席へ

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濃茶席は尾形光琳の屋敷を復元した建物なので照明がない。  天気の良い昼間でも障子を閉めると薄暗く、明るさに慣れている私たちは不便さを感じるが、昔の人の生活ぶりを垣間見ることが出来る。 一番厳粛な濃茶にはふさわしい空間である。

席主からお客様1人ひとりへのご挨拶に始まり、道具の説明があった。

半東は何人かが交代で務めた。 写真に写っている半東は、今日のお茶会のために早朝、4時に宇都宮から馳せ参じてくれた。 彼女は今年4月にご主人の転職のためにこちらのお稽古をやめて栃木へ引っ越していった人です。

また、我孫子に引っ越していった、もと社中の人もご主人が子どもを二人連れて駆けつけくれました。 大勢の人たちに支えられてのお茶会でした。

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濃茶をいただくと次の青々庵へ回っていただく。

この席は光琳が好んだ席で三畳台目の席です。 メインは床の間に置いてある花入れ。 細いスッキリした古銅の花入れで上のほうに耳が付いている。室町以前のものという。

小振りながら風格のあるこの花入れには、前にも紹介した一子侘助と姫こぶしの照り葉を入れてみました。

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瑞雲茶会のご紹介は以上です。 

2007年12月21日 (金)

瑞雲茶会(水晶殿 眺望席)

ひと通り濃茶席から薄茶席まで回っていただき、点心を済ませると一山向こうの眺望席へ行っていただく。

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三階の入口に運転手の方が待機していて、お客様が集まると水晶殿まで約8分車を走らせてくれる。

歩くのが大変な方はこれを利用してゆっくり秋の景色を景色を眺めながら移動していただいた。

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エスカレーターを利用される方はこのような幻想的な空間を楽しんでいただきながら下っていただく。

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そして、隣の建物の二階から隧道を通り抜けると水晶殿に到着!

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熱海の街が一望できる別世界でした。

2007年12月20日 (木)

瑞雲茶会(茶室拝見席)

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今回のお茶会は桃山時代の道具を楽しんでいただくことが主体だが、茶室を拝見していただこうというのもひとつの特色だった。

備前池田藩の家老で茶人だった伊木三猿斎の茶室で襖に樵の絵が描かれているところから、「樵亭」(しょうてい)と名づけられた。 

茶室の資料を持ちながらの見学で、席の広さ、炉が切ってある位置や床の間の位置などを楽しみながら学んでいただきました。

2007年12月14日 (金)

裏方さんに支えられて

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子ども招待の日の呈茶や、次の日の瑞雲茶会の水屋などを多くの人たちが支えてくださった。 何しろ、使い慣れない初めての水屋だったが、集まった人たちの連携がよく、スムーズに流れていった。 これが本当の「和の心」でした。

2007年12月13日 (木)

お茶一服の体験

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瑞雲茶会の前日、子ども招待の日に一白庵と花の茶屋で、お茶一服を体験していただいた。 立礼席の前の広間ではお点前を見ていただきながら、「錦秋」という銘のお菓子とお茶を召し上がっていただいた。

一番下の写真は子どもではありません。 手伝っていただいた方たちの労をねぎらってのお茶一服です。

2007年12月11日 (火)

瑞雲茶会(菓子席から・・)

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時間になると先ず菓子席に入っていただく。 ここでお菓子を先にいただいてから濃茶席へ、ということにした。

 ここでいただくお菓子は瑞雲椿。 真塗りの縁高(ふちだか)に映える白とピンクの花びらの椿を使いたかったが 椿と言う銘ではあまりにも味気ないと思った。 椿の辞典を見ていたら、「瑞雲」という椿が見つかった。 「これだ!」 何かの因縁に思えた。

 ここ、MOA美術館一帯を瑞雲郷という。 ここで繰り広げられるお茶会に使うお菓子にはピッタリの銘、と迷わず決めたのでした。

濃茶席は尾形光琳が自ら書いたという古図面から造られた光琳屋敷。 四畳半台目と十一畳の二席を使った。 昔の屋敷なので照明は行灯だけ。 そして、一番厳粛な席なので残念ながらカメラが入れなかった。

濃茶が済むと、一度縁側に出て、青々庵という小間の席へ回っていただくことになっている。 にじり口が小さく、身をかがめて1人ずつ入るので時間がかかってしまう。 水屋を担当する1人の提案で横からも入れるようにした。 

この小間席は三畳台目席で、床の間には古銅耳付の筒型の花入を置いた。 室町時代よりも前のものだという。 

花は一子侘助と姫こぶしの照り葉。 

次はその後にある濃茶道具拝見席へ回っていただき、桃山時代の美濃の焼物などを堪能していただいた。 

次の薄茶席へ行くには、曲突(くど)がある昔の台所から草履を履いて回っていただく。

ここでもボランティアの人たちがタスキを掛け、案内をしてくれました。

2007年12月10日 (月)

瑞雲茶会(いよいよお客様が・・)

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朝9時に美術館が開いて、下のエスカレーター入口から上がってくるのに約15分かかる。上の正面入口からならば、すぐに受け付けられるので早い。 受付を済ませると番号の付いたリボンをつけて頂く。 美術館の草履に履き替えて、奥の応接間のクロークで荷物を預け、番号札を受け取ることになっている。 エレベーターで三階から一階まで下りて、レストランの横から茶苑に出る。

果たして迷わず、スムーズに回ってきてくださるだろうか。

もちろん、わかりにくい場所には「和の心」の赤いタスキを掛けた案内の人たちが立っているのだが・・・。

時間になると、お客様たちが赤くなった紅葉の下を通り、菓子席になっている「花の茶屋」にお見えになったときには「良かった・・」とホッとしました。 

お客様は用意した椅子に腰掛けて、貫けるように青い空と真っ赤な紅葉を楽しみながら席入りの時間を待っていてくださいました。

この頃、裏では「早く準備を!」 「急いで花を!」などとドタバタ劇が展開されているのでした。

2007年12月 8日 (土)

瑞雲茶会(当日の準備)

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お茶会当日、8時半前に美術館に入れていただき、すぐに準備にかかった。

9時から受付が始まるので、先ず一番先に菓子席のこと、次に濃茶席、そして、濃茶道具拝見席とお客様が回る順に準備していかなくてはならない。 

道具拝見席には桃山時代の道具が並ぶので、前日、MOA美術館の蔵へ預かってもらったものを、学芸員立会いのもと、数をチェックして蔵から出してもらった。

慎重に箱から出して並べていった。

花を生けたり、道具を並べたりで時間が一気に過ぎていった。 間に合うだろうか・・・。

2007年12月 7日 (金)

瑞雲茶会(当日の朝)

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瑞雲茶会の前日は、子ども500人招待の日で、私たちの仕事は能楽堂での熱海市長とトーク&トークやライブのあと、子どもや付き添いの人たちへの呈茶でした。

思ったよりも時間が掛かってしまい、その後、次の日の瑞雲茶会の会議があり、まったお茶会の準備ができないまま、その日が来てしまった。 風もなく天気は快晴で、茶庭の紅葉はこの日のために色付いてくれたように思えた。 何とか1日無事に済みますように、と祈るような気持ちで熱海へ向かった。 茶苑はまだ人がいないので静まり返っていた。

この後、バタバタと準備にかかり、間に合わなくなるのでは、と言う心配はまだ予想が出来なかった。

2007年12月 6日 (木)

瑞雲茶会(点心席)

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お茶会の中で点心席があり、二条新町という食事処を使うことにした。

一階だけで約40名が一度に座れるので、何とか回転できるのではないかと思った。T料理長との何回かの打合せ、試食の末、大体骨子が固まった。

ここの料理はすべて自然農法の食材で、素材の味を充分生かした料理法なので、安心して任せることができた。 11月だと今より季節が進むので、もう少し秋らしい風情を出してもらいたい、という注文も快く承諾してもらえた。 一献のお酒はこちらご自慢の木戸泉、これも楽しみのひとつになると思います。

ひとつ心配なのが11時から2時半までの食事時間。 お客様は回るところが多いので、この時間内に全員が食事を済ませることが出来るか心配でした。

2007年12月 4日 (火)

瑞雲茶会(眺望席)

お茶会でお茶をいただけるのは、濃茶席、薄茶席、そして眺望席での呈茶とした。

熱海の街を120度のパノラマで一望できるガラス張りの水晶殿。 ここでゆっくり語らいながらお茶を楽しんでいただくのは何よりのご馳走だと思った。 しかし、茶苑からはあまりにも遠い。 エレベーターを何基か使い、外に出て隣の建物の二階から隧道を歩くこと130メートル。お歳を召した方はちょっとしんどいかな? 

そこでちょっと回り道になるけれど、三階の入口からシャトルタクシーを用意することにした。 5、6分乗れば一山超えて水晶殿の入口に到着。 これなら大丈夫でしょう。 但し、往復や待ち時間、お茶をいただくなど約1時間見ておかなくてはならない。 美術館の拝観なども考えると時間が足りないかな。

うーん、組み立てはなかなか難しい。 でも、 絶景を堪能して欲しいので、絶対に行っていただきたい席なのです。

2007年12月 3日 (月)

瑞雲茶会(茶会の組み立て)

「和の心にて候in熱海」の3日間の催しの中で2日目にお茶会を組み入れることになったのが、約1年前。

茶会担当として責任の重大さに気持ちが引き締まった。 と同時に果たして私に出来るのだろうか?という不安が募った。 しかし、やるしかない。

MOA美術館の広い茶苑をどのように使えばいいのか、ということが一番の問題で、次にお客様が回っていくのに不都合がないためにはどうしたらよいのか。 

2月から3月にかけて、毎日のように考えて組み立てていくうちにすっかり不眠症になってしまった。 そんな時には安定剤の代わりに「一杯、飲んで寝ちゃおうかな・・」とちょっと焼酎などをいただいて、グー・・・。

先ず、三階の正面入口から入り、受付順に番号のリボンを付けて、美術館の草履に履き替えてから、荷物をクロークへ。 

エレベーターで一階まで下り、茶苑へまわっていただく。

時間指定で、菓子席、濃茶席、濃茶道具拝見席、薄茶、薄茶道具拝見席と回る。

あとは自由に点心席、茶室拝見席、眺望席での呈茶というように組み立てた。

果たしてこれで問題なくお客様が回れるのだろうかと思うと、ただただ心配で不安の日々が続くのでした。

2007年12月 1日 (土)

瑞雲茶会(曲終不見人)

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 「和の心にて候in熱海」の催しが済んだ次の日、1人でMOA美術館の茶苑を歩いてみた。 

昨日までの賑わいとはうって変わって、人の姿が見えず静まり返っていた。 「曲終わりて人見えず 江上数峰青し」と言う禅語を思い出した。 まさにその通りの心境で、昨日まで目に入らなかったこの風景をゆっくり楽しんだ。 松の緑や真っ赤な紅葉を・・・。

真っ青な空を見上げて大きく息を吸うと、ああ、終わったんだという実感がした。

後始末もほぼ済んだので、これから少しずつ、瑞雲茶会を含め3日間のことを思い返して書いていこうと思います。 約2ヶ月のブランク、頭がブログモードに切り替わるかなー。